2月22日に元NHKフルート首席奏者の小出信也さんが帰天されました。
名古屋オルガンの秋の演奏会では2012年の春より、可能な限り定期的にご出演いただいていました。
小出信也さんが奏でるフルートの響きは、一瞬一瞬が宇宙と繋がっている様な深みがあり、音楽の1秒がこれほど濃密なものなのかと驚かされるものでした。
いつも横浜からご家族とともに1685(バッハの生誕年)ナンバーのBWVで、五反城教会のオルガンと弾きたいからと、わざわざ名古屋までいらして下さったのも、本当にありがたかったです。
2020年10月4日、小出さんの圧迫骨折のためオルガンの秋のコンサートがキャンセルとなった時には
「でも! いつか、完全に治った時には、一緒に演奏してくださいね! 約束だよ! お願いしますよ! 絶対に治ってみせますからね!」とのメールを頂いており、コロナが収束したら必ず!と約束していたのですが、本当に残念です。
ご一緒させて頂けた経験と思い出に感謝しています。
お祈り頂けましたら幸いです。
この曲は五反城教会でもアンコールで演奏しました。